双天九龍干支合イメージ

双天九龍干支合は、向かい合って座る二人のプレイヤーがチームとなって競う、とっても楽しいシンプルなルールのカードゲームです。
オシャレなカンカンに入っています。

カードのスートはたった二種類。
だけど出し方は…たくさん!

このゲームでは主に数字札と干支札の二種類のカードを使います。親となったプレイヤーは1枚だけの札で勝負することもできますが、最大3枚まで様々な組み合わせと強さで戦うことも可能です。
自分の手札をどう処理していくかがポイントです!

途中経過はともかく、得点できるのは最後の1回を勝った人のみ!強い札を残していても出せない時もあります。
さらに最後が1枚の札での勝負になったときは、それまでに一度でも親になっていないといけません。強いカードを温存していると、出せないまま終わるかも…?

<制作背景>


[干支合]というゲームがありました。
これは、九龍城で実際に遊ばれていたカードゲームだそうです。

1・もともとの「干支合」について
干支合のルールは中国で今もよく遊ばれる打天九というゲームによく似ているのですが、天・和・智・仁の特殊なカードが特徴だったということです。
この四文字は中国の五常(仁義礼智信)の思想をベースとしていると思われるのですが、その中で「礼」も「義」もないことがいかにも当時の九龍城という感じで面白いですよね。
2・日本版干支合の制作にあたって
今回制作にあたり、せっかくなのでただ再現するだけではなくオリジナルの要素として我々が以前に発表した同じく九龍城が舞台である九龍飲茶楼シリーズのテーマである「陰陽」の思想をモチーフとしたチーム戦の要素を加え、双天九龍干支合としました。
3・龍が一番つよい札なのはなぜ?
このゲーム中では「龍」が干支で一番強いことが特徴なのですが、これについては当時の文献に当たったところ、九龍寨城の中にあった幼稚園ではなんと「干支を決めるレースでは龍が最初にゴールした!」と教えていたということでした。
これについて更に調べると、当時の中国や日本でつかわれていた時刻の単位である十二時辰では辰の刻(朝7~9時に当たる)から一日が始まったことから来た説や、十二支で方角を表した際に辰が南東に来ていることから、同じく香港島でも南東に位置した九龍城を一番にしたものだという説など諸説あるようです。
4・在りし日の九龍に思いを馳せて…
とにかく、そういったことから九龍生まれの皆が当たり前のように「九龍城では九と龍が一番えらい、ここは九龍城、素晴らしいところなんだ」と考えられていたそうなんです。

早速手に入れよう!

本作品は今後ルールも公開しますので、
もし気になったらお気軽に試してみてください。
BOOTHで販売予定です。
よろしくお願いいたします。

本作品はチャリティー作品です。

本ゲームは同じく対面する二人がチームとなって遊ぶ「ごいた」を着想としており、売上の30%(くらい)を2024年能登地震への寄付とします。
みんなでいいことをしよう!